ストロボを駆使して撮る超絶写真で有名なフォトグラファー、イルコ・アレクサンダロフさん。
イルコさんの撮る写真がとても好きな私ですが、彼のフォト書籍が3月6日に発売されたとのことで、この本を先日購入して見た感想などをご紹介します。
今回第3弾本のタイトルは「LIGHT IS THE KEY」。
「写真を撮るときは光が鍵になる」ということを表したタイトルでしょうか。
そういえば彼が動画のなかで、このフレーズを話しているのを見たことがあります。
前作2冊の撮影術寄りのタイトルと比べて、今回の本のタイトルは英語の表記でカッコよくなりました。
中身の構成も前作とは少し異なっていて、2つの側面を持つ構成になっています。
前半は大きくページを割いた作品集・写真集、後半は、ストロビストのフォトレシピ紹介・レクチャーというかたちになっています。
イルコさんには、昨年2019年3月のCP+でお会いしたことがあって、
メーカー何社かのセミナーに登壇されていて忙しいながらも 来場者との交流をマメに行っていて、セミナー内容の良さと合わせて、人柄もとても良い方といった印象を受けました。
私もストロボメーカー・ニッシンのセミナーが終わったあとに、記念写真を撮って、CP+会場の出版社ブースで買った第2弾本にサインをしてもらいました。
今回の本の目玉としては、作品の撮り方をイルコさん自身が話しをしているレクチャー動画が見られること。
レシピのページにはQRコードが載っていて、そのリンクから飛んだ先で動画が見られます。
この本の出版社である玄光社の雑誌、ビデオSALONでよく使われている見せ方ですね。
引用:玄光社 LIGHT IS THE KEY 商品ページから
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=21248
イルコさんの写真は、いつ見ても素晴らしいです。
写真のフレームの中の要素の散りばめ方が良いですよね。
人物と風景・背景とがバランスよく納まっていて、見ていて気分が上がってきて「同じように撮りたい」ってなります。
雨の雫がストロボで浮かび上がった写真とか、大好きです。
数えてみたところ、今回の本に掲載されている作品は72枚、レシピ動画の本数(リンクQRコードの数)は60点ありました。
ボリュームたっぷりで、特に動画は全て見終わるまでにとても楽しめそうです。