iPhoneのバッテリーの持ちが何だか悪い。修理のことでアップルに問い合わせてみました。

ここ最近、使っているiPhoneのバッテリーの持ちが急激に悪くなってきました。

昨年、出たばかりのiPhone11を購入してから、今は一年ちょっと経ったタイミング。
しょうがないのかなと思うのと同時に、バッテリーって一年くらいで消耗してしまうのかという、何だか複雑な気分になりました。

もしかしたら、故障ということも考えられます。

そこで、バッテリー交換の修理をしようか、もし故障なら 保証の範囲内で無償で交換できるのではないかとあれこれ思い悩み、まずはアップルに問い合わせをすることにしました。

「バッテリーの消耗度合いは調べられる」と知る。

アップルへの問い合わせは、アップルのウェブページから入れる「チャット」で相談をしました。

・アップル サポートのページ
https://getsupport.apple.com

画面から項目を選んだり、iPhoneのシリアル番号を入れたりして進んでいくと、チャットに入れました。
(保証期間内かどうか、AppleCareに入っているかどうかなどによって、受けられる相談サービスが変わってくるようです。)

アップルの担当者さんからまずお話しを受けたのが、バッテリーの状態を見ていただきたいというもの。
今回はじめて知ったのですが、iPhoneにはバッテリーの状態を調べる機能があります。

その機能は、
[設定]-[バッテリー]-[バッテリーの状態] から確認できます。

ここから画面を開くと「最大容量」という項目があり、数字(パーセント)が表示されています。
この数字の意味合いとしては、「新品時と比べたバッテリー容量」であるとのことです。

iPhoneの【バッテリーの状態】を調べる画面。最大容量の数字を見ます。

私は【90%】との表示が出てきました。

アップルの担当者さんによると、この数字は異常ではないとのことでした。
もし「バッテリーの交換修理」を希望する場合は、【90%】であれば 有償修理の範囲になるとのこと。

この最大容量の数字が79%以下(+傷や水没などの損傷がない)であれば、アップルのプランに入っていると無償での修理が受けられますとの説明を受けました。

バッテリー持ちで、そのほかに確認すると良いところ

担当者さんからお話しを聞いたなかから、バッテリーの消費が気になるとき、確認した方が良い「2つの設定」があることを知りました。

一つめは、アプリのバックグラウンド更新の設定です。

[設定]-[バッテリー]からは、バッテリーの使用度合いの高いアプリのランキング一覧を見ることができます。

順位が高くて、なおかつ、バックグラウンドがONになっているアプリがあると、バッテリーの消費に影響があるため、必要ではない場合はバックグラウンドの設定をOFFにする方が良いようです。

ちなみにバックグラウンドのOFFは、[設定]からインストールしている各アプリの設定画面を開いて、【Appのバックグラウンド更新】の項目をOFF(グレー)にします。

例)インスタグラムでの【Appのバックグラウンド更新】の設定画面

あと2つめとしては、「位置情報」もバッテリーを消費するので、必要のないものはOFFにすると良いです。

[設定]-[プライバシー]-[位置情報サービス]から、まとめてOFF、またはアプリ毎に設定できます。

まずは「バッテリーの状態」の確認から

iPhoneのバッテリーの持ちが悪いと思ったら、まず iPhoneの[設定]を開いて「バッテリーの状態」を確認してみて、最大容量の数字が79%以下であれば、無償でバッテリー交換を受けられる可能性あります。

80%以上の場合は、アプリの「バックグラウンド更新」など、バッテリーの消費量にからむ設定を見直すのが良いですね。

もちろん、有償でのバッテリー交換を選ぶこともできます。

スマホのバッテリーは消耗品なので、いずれは「交換」or「本体を買い換える」ということになります。

今回アップルに相談して「設定の見直しポイント」を教えてもらったので、次に出るiPhone13への機種変更(予定)まで、様子を見ながらきっちりと使っていこうと思います。