百合が原公園(札幌)の大温室で春の訪れを告げるミモザを撮ってきました!

札幌市北区にある百合が原公園に行って、季節の花「ミモザ」を写真に撮ってきました。

公園の温室の中に植えられているミモザの木が、少しずつつぼみが花開きはじめたと公園の公式ページに書いてあるのを見て、これは撮りにいくしかないと早速足を運んで、写真におさめてきました!

Olympus OM-D E-M1 II + Meyer-Optik Gorlitz Trioplan 100mm F2.8, f/2.8, 1/100sec, ISO250

今の時期になると、インスタグラムなどのSNSには春の写真があふれ出します。
梅が咲いたり、早咲きの桜(河津桜)が咲いたりと、そのキレイな春の季節ならではの色あいは写真に撮りたくなってしまいます。

私の住む北海道・札幌では、梅や桜が開花するのはまだまだ先.. 4月の下旬ころ〜ゴールデンウィークに桜前線が北上してやってきます。
(ちなみに北海道では、梅と桜の開花時期は同じころです。)

季節の花の写真を見ると、「自分も撮りたいー」ってなるんですよね。

とはいっても今の札幌は、今日もモサモサと雪が降り積もるくらいの、冬の真っ只中。
そんな今の時期に札幌で花が咲くといえば、「そうだ、温室のミモザがちょうど咲くころかな」ということになります。

Olympus OM-D E-M1 II + Meyer-Optik Gorlitz Trioplan 100mm F2.8, f/2.8, 1/800sec, ISO200

今回はオールドレンズをメインとして使って、撮影してみました。

私の持っているのは、Trioplan(トリオプラン)という昔ドイツで作られたレンズ。
バブルボケと呼ばれる独特の玉ボケで有名なレンズですが、かなりクセが強くて、使いこなすのが難しかったりします。

マイクロフォーサーズで使用していることより、35mm換算で200mmの望遠となるあたりと、バブルボケをほど良く引き出すために被写体にはできるだけ近寄った方が良いなど、撮るときの条件を選びます。

そんな中にあってミモザの小さな花は、距離間も取りやすく、被写体として撮りやすいものでした。

Olympus OM-D E-M1 II + Meyer-Optik Gorlitz Trioplan 100mm F2.8, f/2.8, 1/100sec, ISO200

期待していたバブルボケはそれほど撮れなかったのですが、色みやボケの滲みが自分好みでとても良くて、撮っていて楽しくなりました。

前ボケもキレイに出ているなといった感じです。

Olympus OM-D E-M1 II + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO, f/2.8, 1/800sec, ISO200

ちなみにオリンパスのレンズでは、撮るとこんな感じに写ります。

さすが現代のレンズということで、カリカリに解像しますね。
ミモザの黄色と温室ガラス窓からの空の色が、ちょうど良い感じのバランスで切り撮れます。

Apple iPhone 11 back dual wide camera 1.54mm f/2.4(35mm換算 13mm), f/2.4, 1/89sec, ISO40

あとサブカメラ(!)として使っている、iPhone11の「超広角」で温室の様子をとってみました。
iPhone11の超広角レンズは光を選ぶ印象を持っていますが、この温室のような、少し開けた光の回っている場所ではよく写りますね。

やはり広く撮れるのって面白いです。

ミモザのいっぱいに広がる黄色を見ていたら、なんだか元気になってきます。ビタミンカラーの威力は絶大ですね。
札幌でひと足早く春を感じられる場所での撮影は、とても楽しいものでした。

行ったこの日、百合が原公園の屋外では、畑開きに向けて除雪が行われていました。
百合が原公園はいつの季節に行っても花がたくさん咲いている場所なので、雪が解けたころに、また花を撮りに行きたいと思います。

撮影に行った場所

百合が原公園(百合が原緑のセンター) 基本情報

住所北海道札幌市北区百合が原公園210番地
入場料温室 大人(高校生以上)130円
駐車場あり
ウェブサイト公式サイト


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